昔寒くなったら、みんなで「おしくらまんじゅう」して暖まった。いま、ひとの心が寒くなったので、少しホッとするような考え方や情報をときどき詩集などを織り交ぜながら伝えたいと思います。種田山頭火はさすらいの詩人であり、自由人としての生き方で親しまれました。その自由気ままさに少しあやかりたい。

2007年09月04日

季節の移ろいを感じる幸せ

今日は博多は30度を越える暑さだった。夏の名残と思えば、さほど嫌だとは感じないから不思議なものである。
目の前にもう秋の気配が随所に感じられる。

今年はセミ撮り(写真で)を楽しんだが、晩夏に鳴くはずのツクツクほうしの声が聞こえて来ないのが残念だ。

セミの声から一転して日が落ちると虫の声が心地よく、適度な音量で指揮者もいないのに見事な音を奏でてくれる。

どんな虫たちかは知らないが心を暑さから涼しさへと導いてくれる。秋を実感する瞬間である。

夜長の秋へこの虫達が誘い、読書や物思いに耽る時間を演出してくれる。

秋の夜長のBGMを供してくれる。

日中、日に照らされ、火照った頬を夕暮れの虫の調べとともに涼やかな風が秋を感じさせてくれる。

耳を澄まさないと、感じる心がないと聞こえてこない秋ね足音。もうそこまで来ています。

秋を感じる、秋を感じられる幸せ、今年も充分満喫したいと思う。



Posted by 中高年の太陽 at 23:38│Comments(0)
 
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